WSLO 2017に参加しました
こんにちは、渋谷矯正歯科 総院長の東海林です。
6月29日から7月1日まで開催された「WSLO 7th Meeting」に 3日間、参加しました。昨年は私自身が英語のでのスピーチを担当し準備で大忙でしたが、今回は落ち着いて会議と展示を見ることができました。 WSLO は World Society of Lingual Orthodontics (世界舌側矯正歯科学会)の名の通り、舌側矯正技術の世界的な研究と発展を目的とした学会で、今年はタイのバンコクで開催されました。
今回は時間に余裕があったので初日から会議を見る事ができ、特に 30日のセッションを中心に参加しました。 8時30分の基調講演からスタートした2日目は、休憩・ランチをはさんで最後のプレゼンテーションが終わったのが 17持30分とまさにフルタイムでの充実した1日でした。
こちらは併設していた展示会でのスナップですが、昨年の WSLO でも感じましたが、デジタル化の波はアジアにも押し寄せていて、若いドクターを中心としたデジタル矯正への興味の大きさに驚きました。以前はいわゆる大手メーカーが新しく高価な機器を展示していることが多かったのですが、最近は小さなデベロッパーも独創的なプロダクトを開発しています。また、これまでのアナログとこれからのデジタルを繋ぐ「架け橋」のような商品もあり、これからデジタル化を始める多くの先生方には助けになるだろうと感じました。
渋谷矯正歯科グループはデジタル矯正が日本で知られる前からの取り組みでしたので、ヨーロッパ製のデジタル矯正機器・ソフトウェアが中心ですが、これからはアジアメーカーもリサーチをしないといけないな…という印象です。優秀なメーカーがたくさんあるので、モノづくりニッポンとして国内メーカーの頑張りにも密かに期待しています。
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