矯正治療に特化した歯科衛生士として働く酒井に、その仕事や苦労、やりがいについてインタビューしました。
一般歯科の経験しか無いという衛生士さんもぜひご覧ください。
所属:東京八重洲矯正歯科
入職年度:2013年5月
趣味・好きなこと:ペット(犬)の散歩・美術鑑賞
東京八重洲矯正歯科に所属しております。歯科衛生士の酒井愛と申します。
もともと裏側矯正専門の歯科医院に勤務しておりましたが、新しいことに挑戦したいという思いもあり、デジタル矯正を導入して間もない渋谷矯正歯科に転職を決めました。 現在ではデジタル矯正を行っている矯正歯科医院が増えておりますが、私が入職した2013年は当時としては最先端な試みでありました。
歯科衛生士の仕事を初めて20年ほどになります。新人の頃は一般歯科に勤務しておりましたが、もともと矯正治療に興味がありましたので、せっかくやるなら矯正の専門的な知識をつけたいと思い、矯正歯科へ転向しました。
それ以来、矯正専門の医院を数件経験して現在の渋谷矯正歯科(グループ)に至っております。
矯正治療の良い点は、単に歯並びを治すということだけでなく、綺麗な歯並びになって、自分の笑顔に自信が持て、前向きに明るく変わる患者さまを真近で見れるということでしょうか。 初めは口元にコンプレックスを抱えていた方が、自信を持って話したり笑ったりする姿を見るこちらまで、前向きになれます。なによりも、患者さまの人生にプラスに関われる(矯正治療)という仕事に誇りを持てやりがいを実感しております。
理由の1つは面接のときに理事長の東海林先生とお話しをさせていただいて、新しいことに挑戦 する姿勢に感銘を受けました。
常に進化し続ける姿勢というのは努力なしではできることではないと思います。新しいことに挑戦できる環境でさらにキャリアアップをしたいと思い当グループを選びました。
もうひとつは歯科衛生士も主役になれる渋谷矯正歯科グループのシステムも魅力でした。歯科医師が参加する症例会に同席させていただくことができたので、多くの患者さまの治療経過を目にして矯正治療のメカニクスというのを学ぶことができました。
ステップアップしたい方やアシスタント業務が多くて物足りないなと思っている方には最適な環境だと思います。
歯科衛生士としての役割を学会で発表させていただき、「認定矯正歯科衛生士2級」も取らせていただきました。
施術以外に矯正相談のカウンセリング業務にもたずさわらせていただいております。
矯正治療は時間も費用もかかりますし、果たして自分が本当に綺麗な歯並びになるのだろうかと不安な気持ちでいらっしゃいます。
歯並びのどこが気になって、どんな歯並びになりたいかを伺い、話をすすめるうちにカウンセリング中に矯正治療への不安が少しずつ解消されて患者さまが積極的にお話しをしてくださる瞬間にやりがいを感じます。意外に思われるかもしれませんが、歯並びというのは人のこころにも大いにかかわっていると実感させられることが多いです。歯並びが変わっただけで、自分に自信が持てるようになった患者さまを多く目にしてきました。
繰り返しになりますが人の人生がよい方向に変わる瞬間に立ち会えるということに大いにやりがいを感じます。
初めてデジタル矯正を導入した際は、アメリカの会社に赴いて実際に術式など学んで参りました。ところが実際の運用を開始すると初めてのことばかりで、口腔内カメラのスキャニングが最初は大変でした。通常の歯型を取ることは慣れていたんですが、口腔内カメラは今まで見たことも無かったので、慣れるのに凄く苦労しました。 現在、渋谷矯正歯科グループの歯科衛生士は、日常的に普通に光学スキャンを活用していますし新入職のスタッフも直ぐに覚えてしまうので、この5年でこんなに変わるんだ…と驚いています。
一般歯科での歯科衛生士のキャリアは長くても矯正歯科の経験は ゼロという方が多いです。 でも、システム自体がデジタル化によってすごく発達しているので、未経験でいらしたとしても1年後には先輩スタッフと同じように十分にキャリアを築ける環境だと思います。面接に来られた歯科衛生士の方には渋谷矯正歯科グループは、ステップアップできるシステムがあることを、しっかり伝えるように心がけています。
直近の目標は認定矯正歯科衛生士の1級取得です。
もうひとつの目標は、これは矯正歯科に携わるきっかけのひとつなのですが、広い意味で言えば、欧米のように綺麗な歯並びが当たり前という社会にしたいです。さらにはみんなが自分の笑顔に自信をもって笑えるような、素敵な笑顔であふれる社会にしたいですね。
裏側矯正、マウスピース矯正など専門分野でキャリアアップすることももちろん可能ですし、カウンセリング業務など歯科衛生士として活躍できるステージが多いのが、渋谷矯正歯科グループの特徴でもあります。