JLOA&KALOジョイントミーティング in NAGOYA
こんにちは、渋谷矯正歯科、院長の東海林です。 矯正治療について色々と書きたいことがでてきたので、ブログをはじめることにしました。これからみなさん、お付き合いくださいね! さて、さっそくですが11月22日から24日まで名古屋にて行われた日本舌側矯正歯科学会に参加してきました。今回はポスター、症例、講演と3つ出したので準備に大忙しいでした。
ポスター発表は「The new practice of lingual orthodontics with digital technologies.」という演題で3次元デジタル矯正での全体の治療進行を抜歯ケースと非抜歯ケースにわけて説明しました。とりわけ、抜歯矯正においては抜歯窩のスペースを閉じる際に臼歯部にたくさんのベンディングが入ることによってスライディングメカニクス、ループメカニクスともに難しくなってしまうので当院がおこなっている工夫を紹介させていただきました。
症例発表は「Skeletal C1 II(アングルI級)high angle症例」を展示しました。ハイアングルケースでバーティカルコントロールがとても難しいケースでしたが上下顎小臼歯部を抜歯し、口元の改善と上下前歯の歯軸改善をしました。臼歯部の挺出を押さえることはうまくいきましたが反省点として臼歯部にわずかにII級を残してしまったことです。今であればインプラントアンカーを使用して臼歯部の固定源に最大の配慮をおこなっていたと思います。
講演は「The new role of dental hygienists in three dimensional digital orthodontics」。30分間と今までに自分が発表した中で一番長かったので緊張しました。内容はデジタル矯正時代における衛生士の役割について、われわれのクリニックで行っている取り組みとあわせて発表させて頂きました。
日本舌側矯正歯科学会では、いろいろな先生と話すことで新たに勉強になりました。良い刺激をうけ一層、臨床をがんばっていこうと思える有意義な学会でした。
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