日本成人矯正歯科学会の認定委員に
就任いたしました。
みなさんこんにちは。総院長の東海林です。
私事で恐縮ですが、この度日本成人矯正歯科学会の認定委員に就任いたしました。
こちらの学会の認定委員会は11名以内で構成されており、認定医の厳正なる資格審査を行います。
日本成人矯正歯科学会とは
1993年に発足した日本成人矯正歯科学会。矯正の中でも特に成人期以降の矯正歯科医療において進歩・発展を目指し、学術の向上に力を注いでいる学会です。成人の矯正歯科治療には、矯正歯科学に加え、異なる医学分野の知識と技術が必要とされます。本学会は、成人の矯正歯科医療の水準を維持し向上させるため、積極的に活動しており、一般の方々に最適な医療を提供することに尽力しています。
認定医取得のための条件
認定医取得のためには以下のような条件があります。
認定医の資格を申請しようとする者は、次の1~3項、あるいは1、2、4項の要件をすべて満たさなければならない。
1. 日本の歯科医師免許を有すること。
2. 本学会に5年以上継続して在籍していること。但し、本学会入会以前に他の矯正歯科関連学会に在籍していた場合。
3. 本学会認定医研修プログラムを終了しているかあるいは、本学会の認める矯正歯科専門医療機関
(大学歯学部附属病院矯正歯科、その他)に2年以上在籍して矯正歯科基礎研修を修了し、本学会の実施する認定医申請資格試験に合格していること。
但し、本学会の認定研修施設に5年以上在籍 し認定研修プログラムを終了していると認定研修施設の責任者が認めた場合、あるいは本学会の認める矯正歯科専門医療機関(大学歯学部附属病院矯正歯科、その他)に5年以上在籍して認定研修プログラムを終了していると認められた者は、この試験を免除する。
4.本学会の認定研修施設あるいは本学会の認める矯正歯科専門医療機関に5年以上在籍していると同等の矯正臨床経験を有すると認められる者は、本学会の認定研修プログラムを修了し、本学会の 実施する認定医申請資格試験に合格していること。
と長く書きましたが。5年以上の在籍や認定医研修プログラムの受講、そして症例提出や発表などが必要になります。
その中でも特に大変なのは学会での症例発表です。
その症例提出のためにはさまざまな患者様にご協力いただく必要もあります。
また準備には膨大な時間が必要となります。
しかし近年は認定医の資格申請時の提出症例数が15症例から5症例に緩和されました。
そのため今までよりも少し資格を取得しやすくなったともいえるでしょう。
認定医取得人数について
最近認定医を取得された先生の人数は令和元年に3名。令和2年に3名と近年は1桁台で推移しております。今回の挺出症例数が緩和されることによって応募者が増える可能性もありますが、認定医取得者数の制限は今のところありません。
しっかりと条件を満たしていれば、認定医を取得することが可能です。
日本成人歯科矯正学会認定医取得のメリット
まずは自身が症例発表など認定医取得までの学びを深めていくことで知識や考えも広がり自分自身が歯科医師として大きく成長することができます。
そして治療を行う患者様にも日本成人歯科矯正学会の認定医であることは安心と信頼を与えることでしょう。
渋谷矯正歯科グループでは認定医取得を支援
渋谷矯正歯科グループの企業理念は、
【日本の歯並びをきれいに】というものです。
その理念のもと、日本の歯並びをきれいにするためには幅広い知識や技術が必要となります。
その研鑽のひとつのために当院では日本成人歯科矯正学会認定医をたくさん育てたいと思っております。
日本成人歯科矯正学会は成人矯正に特化しているため、成人の患者様も多い当院では学べる環境も万全です。症例についての勉強、セミナー参加などももちろん当院が支援いたします。なんといっても認定委員の私が総院長であるグループで働くことは成人矯正を学べる絶好の環境かと思います。
認定医取得のためにはマルチブラケットの症例が必須となりますが、当院では裏側矯正にマウスピース矯正も幅広くハイレベルな治療を学ぶことが可能です。
単一的な治療でなく患者様に最適な治療をお届けするためにさまざまな選択肢を用意し、歯科医師も多種多様な治療方法を提供できるようにレベルアップを続ける最高のグループと自負しております。
また、当グループには沢山の歯科医師が所属していますので認定医についてをはじめ、臨床や勉強についても相談できる先輩や仲間が沢山いる環境です。頼りになる方ばかりです。
矯正治療をもっと学びたい、認定医取得を目指したいと考える歯科医師の皆さん。
私たちのグループでさらなるステップアップを目指し、患者様により良い歯科治療をお届けしませんか?
他にも私は以下の学会に所属、いくつか認定医や専門医も取得しております。
日本舌側矯正学会 認定医
日本矯正歯科学会 臨床指導医
世界舌側矯正学会 認定医
ヨーロッパ舌側矯正学会 認定医 専門医
日本成人歯科矯正学会、そしてその他学会の認定医や専門医を目指したいという方も是非ご相談ください。
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